ヘアカラー♪

ここ2年くらい、髪色をかなりファンキーな色にしている。

といっても、「個性的だけど、どこかシックな雰囲気も残したい」という
なんとも抽象的な要求以外、特にこだわりはない。

これを「困る」と受け取るか、
「挑戦し甲斐がある」と受け取ってもらえるかは美容師さんによる。

私の美容師さんは完全に後者。
というか、そもそもそうでなければ、私の髪はいじれない・・・。

私の髪は太くて多くて癖が強い・・・。
本当に美容師さん泣かせの髪質だ。
以前は、ヘアカラーどころじゃなく、ヘアスタイルを決めるのでさえ、
かなり制約があった。
その制約を打ち砕いてくれたのが、ずいぶん長いことお願いしている方。

学生時代はスポーツもやっていたし、やっかいな髪質のせいで、
ショートヘアしかできなかったけれど、
そのショートヘアがとにかく上手な先生が青山にいると聞いて
私が大学生の時に母と二人でカットをお願いしてみたのが始まり。

それから今まで、仕事で転勤になって東京や日本を離れたりして、
お願いできない期間もあったけれど、ずっとずっとお願いしている。

大人になってからは、少しでもヘアスタイルの選択肢を増やそうと、
いろいろなパーマやトリートメントを試してくれたし、
晩年の母が闘病によって脱毛し、ウィッグになった時には、
そのウィッグのヘアスタイルも整えてくれた。
母は、ウィッグの髪型が整ったのがうれしかったようで、
迎えに行った際、お店からスキップをするように出てきた姿が忘れられない。

以前記事にしたブラジリアンブローアウトを教えてくれたのも、この先生。

とても有名な先生だけれど、有名だからこそ、気軽に紹介できないのが残念。

ショートヘア専門だった私だけれど、ここ数年は、
この先生のおかげでロングヘアにできている。

ロングヘアはしょっちゅうカットに行く必要がないので、
ヘアサロンに行くたびに子供の預かりをどうしようか考えなきゃならないママには、
むしろ適した髪型だと思う。
いざとなったら結べちゃうしね。
そういうことも考えて、先生はロングヘア―を選択して(させて)くれた。
感謝。

その代わりと言っては語弊があるけれど、
先生はヘアカラーに注力してくれている。

最初は青、次にピンク、ミルクティー色、
ストロベリーブラウンという言葉が合う色、
そして今はプラチナゴールドとシルバーの間のような色。

先生が染め上げてくれる色は、決して今挙げたみたいに
「〇〇色」と断言できない不思議な奥行きがある。
実際、染める時も絵具を混ぜるみたいに色々な色を混ぜて、
髪のパーツに寄って使う色を変えて染める。

アシスタントの方に指示している色の番号や液の量、
薬剤の塗り方の指示を聞いても全くちんぷんかんぷんだけれど、
色々細かいことを調整しながら、最終的にまとまりのある色に染め上げるのは、
毎回すごいな~と思う。
しかもヘアカラーというのは時間の経過や環境によって色味が変化する。
これも計算に入れて染めるのだから、私的には毎回サプライズなんだけれど、
ここはもう、先生を信頼しきっているのでお任せ。

染めあがった髪に合わせて、ファッションも整えたり(変えたりはしないけど)、
メイクにも気を使ったり(眉色を変えたり)と、
自分に緊張感を持てるのが最高の美容になっている。

職場は大丈夫なのかって?
正直、分からない(笑)
表面上は大丈夫ではないのかもしれない。
「これ、大丈夫ですか?」って聞けば✖と言われるのかもしれない。
でも、本当の本当は、大丈夫なんじゃないかって思う。

髪が何色であっても、最高の仕事をすれば問題ない!

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