手水花♪

花を活けるのが苦手だ。
でも、部屋にお花を飾るのはとても好きだ。
近所に素敵な花屋さんができたりすると気になる。

チューリップやガーベラ、芍薬など、
色が鮮やかでゴージャスな花が好きで、
それがお花屋さんの店先にどっさりあったりすると、
まとめてどっさり買いたくなる。
特にこれから春から初夏にかけて花の色が鮮やかに、
変化していくのが好きだ。

でも、私のお花の活け方は
どっしりと安定したガラスの花瓶に
どっさりと買ってきた一種類の花を入れるだけ。
もちろん高さくらいは切りそろえたりするけれど、
他の種類の花を合わせたりすることはない。
コツさえつかめば、
家に飾る分くらいはうまくできるようになるのかもしれないけれど。

それに比べ、数年前から流行って(?)いる花手水は、
なかなかいいアイデアだと思う。
神社やお寺が手水鉢に花を飾っているの画像を見た時は、
たくさんの花と、手水鉢を満たしている清らかな水と、
鉢の御影石のひんやりとした感じがすごくきれいで、
その画像を見るだけで、気持ちが清められるような感じだった。
それと同時に、これなら真似できそうと思った。

手水としては使わないまでも、
鉢に水を張って、水面に花を浮かべたらきれいだろうな~と。
実際にやってみると、浮かべる花の色合いや形状はもちろんのこと、
配置も工夫する必要があり、生け花と同様なかなか奥が深い。

水も清浄にしておく必要があるので、
頻繁に水を替えるけれど、花を掬う手間もある。
気候が暖かくなってくると、花もダメになりやすいし、水も腐りやすい。

あまり大きな鉢はないので、玄関先に置いておくと子供たちが
蹴っ飛ばす危険性もある。

今年は飾ろうか、どうしようか、
春先にはひな人形と同じくらい悩んだ。
(結局飾らず)

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