ブラック・ジャック
子供の頃、我が家では漫画は禁止されていた。
といっても、読むのが禁止なわけではんく、買うのが禁止だった。
「お友達に借りて読んでね」みたいなことを言われたのを覚えている。
だから…かどうかは分からないけど、私が子供時代に読んだマンガの作品数自体は多くない。
むしろ、大人になってから、周囲の人にすすめられた作品を読むことが多くなった。
以前記事にしたキングダムもそのひとつ。
読書というのもスキルなんだと思う。
自分の子どもにも本を読む習慣をつけて欲しいので、
結構口うるさく言ってしまう。
でも、赤ちゃんの頃から読み聞かせなどをたくさんしてきて、
本には親しんでいるはずなのに、なぜかなかなか本を読む習慣がつかない。
そのことで先日、学校の先生との面談で、そのことを相談した。
「漫画でもいいのよ!」と先生は言っていた。
親として、自分でも気がつかないうちに、悩みになっていたようで、
その先生の一言で気持ちが楽になった。
なので、長い休暇中の宿題の「5冊の本を読む」のうちの1冊は、
手塚治虫漫画のブラック・ジャック。
ただし、全巻読んで1冊分とすることにした。
息子と一緒に私も読む。
基本的に1話ずつ話が終わるので、息子も読みやすい様子。
それでも結構時間がかかって、読み終えたときは、
かなりのボリュームの本を読んだような読了感。
活字を読むことに少し慣れたのか、
息子はそこからペースが上がって、立て続けに普通の(?)本を2冊読了。
(ちゃんと読めているのかは別の話)
宿題の見通しがついてよかったね!