まだ読んでいる途中。
1日1つよんでいくつもり。
題名の通り、少なくとも365項目あるわけだし、
1項目につき1ページではないので、
結構分厚い本だ。
(ただし私はKindleで読んでいる)
知らないことばかり。
といっても、私はもともとあまり常識がある方ではないし、
知らないことが多い。
それは分かっているのだけれど…
この本を読み始めて、
私は本当にものを知らないんだなと、改めて驚く。
というのも、365の事柄のうち、
聞きかじり程度でも知っていることが全くないのだ。
この驚きは、焦りにも近い。
例えば、ざっくり言えば、
アルファベットはエジプトでできたものであることも、
ユリシーズが人名であることも知らなかった。
この言葉を聞いたことがあっても、だ。
そんなこと知らなくても今まで全く困らなかったから、
逆に知ってても、それを披露する機会なんてほとんどないと思うけれど、
知ることは楽しいって思うのだ。
どんどん大きくなっていく子供との話の種ぐらいになるかもしれない。
子供には勉強はどんどんして欲しいけれど、
彼らの世界を勉強の中だけに閉じ込めて欲しくない。
なにか一つを選びとってきわめて欲しいけれど、
世界は広いんだと知ってほしい。
私の父も同じようなことを思っていたのだと思う。
父は、本を読んでは、そこから得た知識を私に話して聞かせてくれた。
自分だって知らなかったクセに「そんなことも知らないのか!?」みたいな態度で
話す人だったから、
思春期の頃からほとんど聞いていなかったけれど、
今思うと、そういう意図があったんだろうと想像できる。
自分が親になったから。
私は、子供に話して聞かせる態度に気を付けて、
できるだけ長く、多くのことを話して聞かせられるように工夫したい。
親が子にしてあげられることはそれほど多くないと聞く。
親は自分の経験から得た知識のすべてを捧げ、
一人でも生きて行かれるようになったら、
勇気をもって子供を追い出すことくらいだろうと思う。
でも、追い出す時も、
追い出した後も、
親子として楽しい時間を持てるといいな。
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